南野 香代子 / フルート

1986年生まれ。現在ポルトガルの「オルケストラ・ド・ノルテ」首席フルート奏者。倉田優、伊藤公一、小久見豊子、トレバー・ワイ、ウィリアム・ベネットの各氏に師事。同志社女子大学音楽学部に1年半在籍後渡英し、トレバー・ワイ氏が主宰するThe Flute Studioにて2年間研鑽を積む。続いて英国王立音楽院の大学院に奨学生として入学し、ウィリアム・ベネット氏に2年間師事。在学中、Mrs M A Garrett Award、Foundation Award、Fitch Bequest Awardなど、数々の賞を受賞し、最高成績であるディスティンクションを得て卒業。

英国や米国のフルート・コンヴェンションに公式招待されリサイタルを開催し、英国のフルート雑誌『パン』に好評が掲載された。また、2009年英国でのウィリアム・ベネット氏のサマースクールにてアシスタント講師を務めた 。その他、日本フルート・コンベンションにてピッコロ奏者のジャン・ルイ・ボーマディエ氏と共演 、英国エリザベス女王への演奏会で首席フルート奏者として出演、ロンドンのサウスバンクセンター・メシアンフェスティバルに首席奏者として出演 、ソリストとしてポルトガルのオーケストラと共演、トレバー・ワイ氏来日公演で共演など、幅広く活躍。2015年より「ヨハン・シュトラウス・オペレッタ・ウィーン」の首席フルート奏者としてドイツ、オーストリアにて年間約40回のコンサートに出演。

全日本学生音楽コンクール高校生部門大阪大会入選(2002年)。英国王立音楽院学内フルートコンクール1位(2008年)。フィルハーモニア管弦楽団よりマルタン・ミュージカル・スカラーシップ・ファンド受賞(2008年)。「フリードリヒ・クーラウ」インターナショナル・フルート・コンクール・デュオ部門1位(2009年)。

2009年 ポルトガルのオーケストラ「オルケストラ・ド・ノルテ」首席フルート奏者のオーディションに合格。現在ポルトガルに在住しオーケストラ奏者として活躍する傍ら、ソリストとしても活躍。その功績を称えられ、バンドジャーナル2015年5月号「逸材発見! 注目アーティスト2015〈U-30〉」に取り上げられた。また2012年、母校英国王立音楽院とエリザベス女王よりこれまでの活躍に対して表彰を受け、王立音楽院会員(ARAM)の称号を授与された。

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